山行報告書
所属団体:犬山山岳会
期間 :2004年 7月25日
目的山岳:入道ヶ岳、池ノ谷遡行
地形図 :伊船(1/25,000)
行動実績
DAY TIME PLACE NOTE
25日 5:30 犬山駅東口 集合
7:00 椿大社駐車場 駐車1台
7:25/ 7:40 池ノ谷出合い 駐車1台、遡行開始
8:35 大岩くぐり
8:50/ 9:00 山小屋 休憩
9:50/10:10 登山道に出る 750m
10:40/11:10 入道ヶ岳
11:25/11:40 二本松避難小屋 二本松尾根を下山
12:10 井戸谷道合流
12:20 椿大社駐車場
さつき温泉 温泉入浴
団体装備:ロープ9mmx40m1、8mmx30m1、バイル1、
コンロセット1、ガス1、ツエルト2、ハーケン各種、
高度計、その他登攀用具1式
個人装備:行動食1、予備食1、水1、ヘルメット、ハーネス&安環付きカラビナ、
スリング2、沢靴、下山用靴、地図、コンパス、ヘッドライト、雨具、
長袖(ヤブ用)、手袋(ヤブ用)、スパッツ、その他、温泉セット
入浴施設:
さつき温泉 〒513-0002 三重県鈴鹿市津賀町850-2 TEL 0593-70-2611
メンバー:岩佐(記)、中森、藤波、加藤、稲熊、浦久保 計6名
今回のポイントは池ノ谷に大量発生しているヒル。幸いにも車2台なので、登りは池ノ谷を遡行、入道ヶ岳頂上より北尾根道を下り椿大社に下山するルートを考えた。整備されていない沢道の池ノ谷道を避け、入山者の多い整備された尾根道の北尾根道を通ることでヒル被害を防ぐことができると考えた。
5時30分犬山集合。くもり。集合前に通り雨があり、少し天気が心配なスタート。東名阪の鈴鹿ICより椿大社を目指す。加藤さんの車を椿大社に残し、小岐須渓谷の大石橋へ向かう。大石橋の手前、池ノ谷の出合いに数台分の駐車スペースがあり駐車場所を確保することができた。沢装備を身に着け遡行開始。入渓してすぐに堰堤があるので左から巻くとF1の6m滝が現れる。この滝を左から登り本格的に遡行開始。空梅雨の影響で水量が非常に少ない。ゴルジュ帯抜け口の12m隠れ滝は右岸の樹林帯を大きく巻く。ここで数人がヒルに取り付かれてしまったが、お互いに背中などを確認しあい被害なし。なるべく沢通ししたいものである。
特に問題となる場所もなく快適に滝をクリアして8時50分に山小屋到着。登山道の整備状況に比べて立派な小屋であるが、中は暗いので小屋前で大休止する。藤波さん提供の杏仁豆腐?がシャーベット状態で非常に美味でした。ご馳走様でした。
ここからの小滝の連瀑帯であるが、水量不足で少し残念。連瀑帯が終わるとゴーロ状の小川となり登山道が並行。750m地点で登山道に上がり登山靴に履き替える。下からヒルを連れてきた人はいたが、あたりにはヒルはいないようだ。
登山道をたどって行くと樹林帯から気持ちの良い笹原に変わる。ただし、背の低い笹原は足元が見にくいので注意が必要です。10時40分鳥居のある入道ケ岳の頂上に到着。同時刻に池ノ谷から入山されたパーティが先に到着されていた。ヒルの被害状況を聞くと・・・・。ガスがかかり頂上からの展望は無い。天候の崩れがなかったので良しとしよう。頂上では大休憩を決め込んでいたが突如雷が発生。雷を避けるため北尾根をあきらめ二本松尾根よりすぐに下山を開始した。
道の整備状況とヒルが心配されたが、なかなかりっぱな登山道で問題なし。ただし、風がなく高温多湿というサウナ状態でみんな大汗をかいている(^_^;)。椿大社に下山して驚いたのは、井戸谷道にもヒル大量発生の警告があったこと。そこでも谷道を行くとヒルの餌食となるってことです(^_^;)。
車を回収して鈴鹿市内の「さつき温泉」に直行。幸いなことにヒルの被害はゼロであったが、アブの被害が・・・。「さつき温泉」は、入浴料500円。売店には、ナス、キュウリ袋詰め放題100円のサービスがあり私も購入。これはお得です。帰りは時間も早いので下道で犬山に向かう。みなさんお疲れさまでした。